11月25日(木)
先月に引き続き、錦織圭選手の専属トレーナーを6年間務めた中尾公一さんをお招きし、東陵高校テニス部へのトレーニング指導に行ってきました。今回もオンコートでのトレーニングを行い、前回行ったアジリティトレーニングの続きと、股関節トレーニング、メディシンボールを用いたトレーニングをメインにレクチャーしていただきました。
まずウォーミングアップで、前回のおさらいとしてパワーポジションがしっかりとれているかの確認、サイドステップやクロスオーバーステップ、前後左右の切り返しなどを行い、テニスにおける基礎的なフットワークの再確認を行いました。
アジリティトレーニングでは、前回のトレーニング指導で行ったフットワークに反応の要素も加え、相手の動きを見て素早く反応し動けるよう、ミラードリルやボールを使った遊び感覚でも取り組めるようなトレーニングを行い、反応を伴うフットワーク能力の向上を図りました。
股関節トレーニングでは、股関節周りの柔軟性向上や、ネットプレーなどにおける低い姿勢でも安定した状態で動ける能力の向上を狙いトレーニングを行いました。また、ストップ動作やスイング前のユニットターンで股関節の回旋動作やヒンジ動作を正しく行えるようにする動きづくりとして、メディシンボールを用いてのトレーニングも行いました。
今回レクチャーしていただいた1つ1つのトレーニングの目的・注意点などをしっかり落とし込み、今後のトレーニング指導に生かしていきます。